シマの映画館

カテゴリー: 奄美

 先日(1月30日付)の“南海日日新聞”で「映画の灯守りたいが…名瀬の映画館経営ピンチ」という記事がありました。
 島に映画館がなくなるのはやっぱり寂しいですよね。

 私が子供の頃、名瀬の街には映画館が2つありました。(もっと昔はもっとあったそうですが)ロードショー館ではありませんでしたが、安価で2本立て等見られて、重宝しました。小さな頃は夏休み等に周回遅れのまんが祭りを見ました(夏休みにその前の春休み用のが来る等)。高校生くらいになると、学校帰りに映画を見て帰ることもありました。大好きだった『ガンダム3部作』(それ以降は全く知りませんが…)も、ボウイ様が素敵すぎた『ラビリンス』も、友達に無理矢理連れていかれた『CHECKERS in TAN TAN たぬき』も、みんな今はパチンコ屋になっている所にあった映画館で見ました。同時上映の都合で『転校生』なんか3回くらい見ました。
 見たい映画がやってくるとは限らない…というか殆どなかったけど(笑)、それでも映画館は楽しい場所でした。

 高校卒業後に内地へ出、帰郷したら映画館は無くなっていました。その間に更に映画好きになっていた私としては残念なことでした。だから“シネマパニック”がオープンした時は、嬉しかったものです。オープン早々会員になりました。

 だけど、その後が続かなかった。せっかく半ば興奮状態で会費を払って会員にまでなったのに、映画館側からなにもアクションがなかったんです。確かに割引にはなりましたけど…。そうじゃなくて、映画ファンとしては、上映スケジュールのDMが来るとか、『どんな映画の上映を希望しますか?』とアンケートを実施してくれるとかを求めていたんです。

 大阪に居た頃、大好きな映画館がありました。『シネマ・ヴェリテ』。まあちょっと特殊な例なんですけど、勢いがありました。そこへ行くことがオシャレ(笑)だったし。手作り感あふれるちらし(新聞?)が配られていたり、行く度に真剣にアンケートを記入したり。(上映希望を書いておけば、もしかしたら実現するかも?みたいな空気があったんです)
 集っていた人にとっては『私たちの映画館』という気持があったと思います。

 シネマパニックさんに足りないのは、『私たちの映画館』感なんじゃないかなぁと思います。集客を考えるから当然かもしれませんが、上映作品はイカニモ〜な無難なものばかりだし。(ゴメンナサイ。厳しい中、冒険しにくいのもわかりますが)窮状を訴えるだけではなくて、そのへん、もっと何か工夫の余地があるような気がしないでもありません。広く浅く観客を集めるよりも、シマの映画ファンをがっちりつかみヘビーユーザーになってもらう方がいいかもしれない。(わからないけど…)
 う〜ん、あとは、このへんとかこのへんも参考になるのかな?

奄美大島のこと

カテゴリー: 奄美

 私は、奄美大島に住んでいる。大事な故郷であり、今現在の生活の場だ。
 奄美大島といえば、鹿児島と沖縄の間に位置する南の島で、イメージカラーといえば、ブルーとかグリーンとか…だろう。

 しかし、私は昔(高校生くらいの頃)それがとてもイヤでイヤで仕方なかった。インドア派で、趣味といえば、本に音楽、映画にマンガ…といった具合で、アウトドアやスポーツを憎んでいたので、“青い空に白い雲!!エメラルドグリーンの海”なんて、『ナニよ〜、そのステレオタイプ!気持悪い』としか思わなかった。
 時に、時代はア・カルイ80年代。時代の大きなトレンドにはどうしても乗り切れなかった私は、いわゆる“ネクラ”で、ますますますますサブカルだのオタクだのの方向に走ったのかもしれない。
 高校時代は、部活もせず、毎日本屋とレコード屋に寄って帰宅。マイナーマンガを読み、プログレにはまり、当時なりの通信手段を駆使(笑)して、同人活動にも手を出したり、自主制作レコードを取り寄せたり…。ある意味、パワーはあったけど。

…そんな私に南の島のイメージは全然そぐわなかった。黒系の服を着て夜の世界が似合う方が良かった。

…だけど。年もとって若い頃ほどこだわりが強くなくなってくると…。
やっぱり奄美自然美しいです。
で、私が南の島が似合う人間になったのかというと、そんなことは無いのだけど。
(アウトドアとスポーツが苦手なのはあいかわらずだし…)

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